What's 600Garage
ー 旧車好きからのインスパイア
子供の頃から、車が好きで、ミニカーというよりは、近所の駐車場に停まっている車や、整備工場で修理している車、中古車屋さんの販売車両を見ているだけで楽しかった。
それから、免許を取得して運転するならどんな車がいいかな?と想像する事だけでもワクワクしてしまう!!
スーパーカー世代ど真ん中、カウンタック、フェラーリ、最高!!
しかしある日、1台の車がスーパーカー小僧の心を一瞬で変えてしまった。
その車は『FIAT600』
小さな車は見るとなぜか笑顔になる!スーパーカーとは全く違う衝撃だった。
その日から、10年後イタリアから輸入して、今年で所有23年目になる。
1960年式、長く所有していても全く飽きない。
現代車に比べたら不便だし、壊れるし面倒なはずなのに、どんどん好きになり、愛着がわいてくる、手放したくないと思い、更に大切にする。
この小さな古い車の成り立ちや時代背景を知ると、さらに想いが深くなっていった。
このFIAT600に出会えたからこそ、車から教えてもらったこと、多くの仲間と知り合えたことが、今の仕事に生きている。
FIAT600だけでは無いが、旧車の中には、その存在がアイコンになり、見ている人、すれ違う人、時に併走する車の見ず知らずの人までもが笑顔で手をふってくれる存在である。
「凄い事だと思う」
その普遍的な要素を、自身の物作りに少しでも取り入れたいと思うようになった。
色々な商品がありますが、自分が生み出す商品でたくさんの人が笑顔になって欲しい、その商品から家族や仲間との会話も弾んで欲しい!
そんな物作りを自身の原点とし『600Garage』を立ち上げました。
その色合いや風貌、デザインからインスパイアしたものを、身の回りのもので『あったらいいな』と思ったアイデアを形にし、新しいファッションとして商品化したいと思っています。